ブラックサンダー物語(前編)
倫理経営のブラックサンダー
ブラックサンダーで有名な、有楽製菓の会長の物語です。
倫理で学んでいることと、経営、家庭の事が繋がるとても素敵な物語です。
倫理を学ぶことで全てが上手くいくことはなく、苦難福門を経て今の学びや状態があるとのこと。
本題
オリンピックの前に内村航平選手がコメントをしていただいたおかげで売上が4倍になった経験や、私も、親の感謝が無い人間だったが、倫理に出会うことで、その様な事を気付かさせれる事があった。
2006年に倫理法人会に入会。
当時は、父は70代で、少し認知症も患っていた。私は会社の専務をしていた。
その頃に、父に「そろそろ社長を交代しては?」と話しを持ちかけると。。。
その時だけ認知症が治り「ダメだ」と言われるため、好きなだけしてもらおうと、専務に専念する。
仕事はそれなり、貰っていたがまだ、ヒット商品が無く工場も古い状態。
そんな時の入会でした。
富士研修で得たもの
その翌年に、富士研修所に研修に行き人生が変わった。
その時に学んだ『親の恩』を学んだ。
親の恩と聞いて、すぐに思うのは母だった。
母は、父と私が喧嘩をしていると止めてくれていた。
そうすると、父が「こうだから伴治がこうなった!」と母を罵る父が嫌いだった。
経営者として、仕事はできると思っていたがなにか欠けていると感じることもあった。
そんなときの親の恩の研修を受けて、心にコレかなと思うようになった。
富士高原の研修が終わって、父にはがきを書く実践をする。
毎日はがきを書くことは出来たが、お詫びのはがきを書くつもりだったが。
「会社のこと」や、「ありがとう」については書けても、お詫びは書けない。
そういうしているうちに、認知症が進んでしまい入院をしてしまう。
倫理で学び、過去と向き合う
倫理では、親の病気は、子供の不幸が原因だと言うことを知る。
そして、入院をした父を見たときに、初めてお詫びの言葉が小さい声で言うことが出来た。
倫理を知ることが出来ないと、一生言うことはなかったかも知れない。
ちなみに、息子とは父と同じ様な関係になってしまっている。
ただ、倫理を学んだおかげで、親子の確執があってもリセットして前に進むことが出来ている。
「さっき、言いすぎてごめんな」と話せるようになった。
繰り返しになるが今は、息子に株も全て渡して経営を譲渡している。