高校時代に打ち込んだソフトテニス部が、今も続く交流には感謝していること

高校時代に打ち込んだソフトテニス部が、今も続く交流には感謝していること

ソフトテニスとの出会い

中学校ではバドミントン部に所属していましたが、高校ではソフトテニス部に入りました。

なぜなら、進学先の高校に、バドミントン部がなかったからです。

両方ともラケットを扱う競技で、どこか似通った雰囲気を感じました。

バドミントンには特に思い入れがないのですが、なんとまあ気軽に選んだものです。

ソフトテニス部には同じ学年の仲間が十数人集まっていました。

中には中学から引き続いてソフトテニスをしている子もいます。

皆、思ったより真剣に取り組んでいました。

私は、それまでスポーツというものに真剣に取り組んだことはありませんでした。

プロになるわけでもないのに、ばかばかしいとまで感じていたくらいです。

仲間を見て変化が

高校の部活動は、誰もが真剣に取り組んでいたため、私も真剣にならざるを得ませんでした。

毎日朝練に出て、早弁して昼練、休み時間にミーティングが入ることもありました。

土日祝日や長期休暇も関係なく、練習がありました。

試合がある日にはへとへとで、帰ってそのままベッドに飛び込んだ日も少なくありません。

部員の中には、宿泊学習のときでさえ、ラケットを持参して素振りをしていた者もいました。

私はなんとか引退まで部活動を続けました。

練習しすぎて、ソフトテニスは嫌いになったので、ラケットやシューズなどの用具は全て捨てました。

この先も、もう二度とソフトテニスをすることはありません。

財産になるものは

私にとって、高校の部活動は、無駄でした。

部活動に真剣になったからと言って、体力、集中力、瞬発力、思考力、その他あらゆる能力も身につけてはいません。

けれども1つだけ、よかったと思うことがあります。

それは、同じ部活の仲間と仲良くなれたことです。

高校時代は部活の練習ばかりでした。

そのため、おのずと部活メンバーと一緒に過ごす時間も多くなります。

その中で、仲良くなった人が何人かいました。

彼女たちとは、高校を卒業して、別々の大学へ進学しても、どんな会社に入っても、移住しても、結婚しても、定期的に会って話をしています。

話をすると、毎回、変わらず笑えるのです。

置かれる環境は変化するのに、話す内容は変わるのに、同じように楽しめます。

思うに、高校時代に多くの時間を割いて、同じことに真剣に取り組んだ経験が、強いつながりを築き上げたのです。

私は、人生で後にも先にも、高校時代の部活メンバーより仲が良い友達ができたことはありません。