希望は心の太陽である(心即太陽)
2016年に倫理法人会にして
今年で4年目に入ります。
昭和45年生まれで、3人兄弟の長女として育ちました。
倫理で学んだ、両親との関係や病気とのお付き合いの仕方を本日はお話したいと思います。
父は、郵便局の生命保険一筋で仕事。温厚な人柄
母は、破天荒な性格で掃除機も持ったこと無いと豪語していました。
そんな母は、私が、中学生の時に中華料理のお店を突然始める。
お店を始める為に3日だけ、親戚のお店のところで修行して開業してしまう。
私も中学生の時から出前をするなど、当時から仕事をしていた。
倫理法人会に入って思ったのは、あの両親だから私はのびのびと過ごすことが出来た。
今、笑顔を褒められるのも両親のおかげと思う。
母も飲食店を何十年と続けてきて、笑顔と性格のおかげでお客様や人には恵まれてきた。
何があっても、恐れない性格の母で、私もそんな母のバイタリティを受け継いでいる。
バイタリティがあるため、母とはよく喧嘩もしたこともあったし、関係性が良くなかったこともある。
倫理法人会に入会して、母との関係もよくなった。
社会人になってから、10年間は写真製版の仕事(会社)をしていた。
ド素人で入り製版の業界に入り、時代もアナログからデジタルに変わる頃だった。
仕事もマッキントッシュが導入されて、指先一つで仕事をするような移り変わり。
そして、30歳の時に寿退社をする。退社を選んだのは、男性社会で残業の多い事が理由。
退社をしてから、今も携わっている化粧品会社のエステックの仕事に出会った。
結婚生活は、かなり苦労をしたと思う。
旦那は、結婚前から知っていたが、ギャンブラーだった。
しかも、家にお金を入れていたのは、6ヶ月
そして、10年の間にパワハラを受けていた。
仕事中、携帯にメールが30通ぐらい入ってるような。
そしたら、手がワナワナ震えてしまう。その間に、電話がかかってくる。
それで、仕事の仲間が「はよ帰ってください」と言われてしまう。
40歳の手前に、「仕事辞めたいし、ローンも払ってくれ」と旦那から言われる。
それから、毎日のように言われて、ノイローゼになってしまう。
夜も全然眠れない。
それでも、幸せなフリはしていた。
そんな事を、実家に話すと帰って来い言われた。
でも、旦那と話をして許可が得れるわけがない。
だから、夜逃げではなく朝逃げをすることに。
旦那を仕事へ見送ってから、45㍑のゴミ袋に必要なものだけを詰めて家を出る。
まさに、着の身着のまま。
旦那は、私の実家には10年間一度も来てくれたこともない。
一度も来てくれたこともないけど、旦那は住所は知ってるので、妹の家に、すぐに避難する。
そして、やっぱり実家に来た。それを母から電話で聞いた時に、パニックおちいるぐらいだった。
妹も、かなり心配をしていた。
今、コロナで家にいることが多く、虐待やDVがあるときは、
ぜひ迷わずにその様な機関などに相談にしてほしい。
自分の身を安全なところに置いてほしい。
冷静にも考えることは、そんな時は出来ないもの。
そんな思いをしても、離婚に7年半もかかってしまった。
仕事を一生懸命をしていると、東京にもサロンを出すことが出来るようになった。
離婚もできて、みんなにも「おめでとう!」と言われた!
がんが発覚した
空もとても青く見えた。しかし、そんな矢先に緊急入院が決定。
200万人にひとりのがんが発覚。
緊急入院から5日後の3時間で終わると思っていたオペが8時間かかる。
妹と母は、私の顔を見て泣きじゃくっていた。
その夜、ICUで目の前が真っ暗になって死を意識した。
でも、思ったのは「死にたくない! 生きたい!」と心から思う。
命を感じる瞬間。
最初は、自分が”がん”であることを受けれいることが出来なかった。
時間が過ぎるごとに少しずつ受けれ入れることが出来るようになってきて、
最初にした事が「夢リスト」を作成すること。
書いたことは、明日に何を食べようかなという小さな事を書いていった。
そしたら、少しずつ希望をもち死んでる場合じゃないと思えるようになった。
が、しかし、病理の検査がやっと返ってきたら、抗がん剤の治療が始まり
髪の毛もまつげも、全部なくなってしまった。
そんなタイミングだけど、倫理法人会からリッツ・カールトンでの記念講話にお誘いを受ける。
ウィッグをかぶって、講話に参加してそのまま入会をした。
万人幸福の栞では、「病気になればおめでとうという時代が来た」と書いてある。
書いてあることが、実感出来た。がんになったから。
まとめ
一年間は、体調の良い時だけの参加になったが、MSに参加できることが幸せだった。
ウィッグを取るまでにも、一年間かかった。
仲間からの励ましは、本当に救われた。
いろんな役を頂けて、育ていただけた。
いろんな役を引き受けて、苦手を克服して、自分の人生をより豊かにしてほしいと思います。