笑顔が会社を育てる
もしあなたが仕事で取引先の会社へ訪問した時に、社員がみんな笑顔で働いている会社と眉間にしわを寄せながら働いている会社、どちらがいい印象を受けますか?
あなたが客だとしたら、どちらの会社の商品を買いたいですか?
答えはもちろん笑顔があふれる会社ですよね。
誰でもわかります。
誰でもわかることなのに、それができてない会社は山ほどあります。
なぜなのか。
今回は笑顔がなくなるかいしゃの原因と対策について解説します。
なぜ大人になると笑わなくなるのか
ペンシルべニア州立大学の研究によると、子供は1日平均400回微笑むのに対し、大人は多くて20回程度、少ない人は5回ほどしか微笑まないという結果が出ています。
なぜなんでしょうか。
理由は3つ挙げられます。
・素直に感情を出すことが恥ずかしくなる
・ストレスや疲労により、笑う余裕がなくなる
・知識や経験が増え、笑う最低レベルが上がる
良くも悪くも、人生の経験を柾寝ることにより笑わなくなってしまうそうです。
会社を笑顔にする方法
そんな大人たちの集まりである会社を笑顔にするには、何か行動を起こさなければいけません。
ではどうすればいいのか。
リーダーが常に笑顔
それは経営者や、職場のリーダーが率先して笑顔で過ごすことです。
リーダーは職場の鏡であり、リーダーの力量以上に組織は強くなりません。
雰囲気も業績もリーダーにかかっています。
リーダーが眉間にしわを寄せながら仕事をすれば、従業員は気を使って委縮してしまい、職場の雰囲気は悪くなります。
それによりモチベーションが下がり、十分なパフォーマンスを半期することができません。
大声を出して怒っていればなおさらです。
リーダーが笑顔で明るく振る舞うことで、職場は光に満ちていきます。
最初は抵抗はあると思います。
でも継続することで笑顔が当たり前になり、社員にも自然と伝わっていくものです。
そうすれば、コミュニケーションも多く生まれ、目に見えてわかるように業績が上がっていきます。
挨拶の習慣
笑顔が出やすい行動。
それは挨拶です。
笑顔で挨拶をする習慣をつければ職場に一気に浸透します。
もちろん笑顔で。
「おはよう」や「お疲れさま」の挨拶をするときだけでな、「いってらっしゃい」や「ありがとう」という声の掛け合いを多くすればするほど笑顔の回数が増えます。
笑顔で挨拶をされて嫌な気になる人はいません。
お互いを承認する
挨拶ができても、やはり仕事なのでミスをすることもあるだろうし、上司に叱られることも当然あります。
そん時になかなか笑顔を作れないものです。
そんなときでもお互いを承認しあう習慣が職場にあれば立ち直りも早くなります。
まずは小さく始めるといった意味で、ふと気づいたことから承認しましょう。
簡単なことで言えば存在の承認です。
「今日も出社してくれてありがとう」
「いつもより笑顔が多いね」
といった存在を認める言葉をかけることも承認です。
「お願いしてた資料、いつもより早く仕上げてくれたね」
「今月の売り上げが先月より上がったね。頑張ってたもんな」
といった相手の努力や結果を承認する。
「髪切ったんだ、さっぱりしてるね」
「いつも受付デスク掃除してくれてるよね、助かってるよ」
と相手の行動や変化に気づくのも承認です。
これらの承認をすることで「認められた」という喜びを得られ、笑顔が増える職場になるのです。
笑顔の効能
ストレス軽減
笑顔を作ることにより、脳内物質であり幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。
この「セロトニン」はストレスを軽減してくれる効果があります。
笑顔を作るだけで癒されるんですね。
やる気アップ
笑顔になるとセロトニンと一緒にドーパミンという脳内物質も分泌されます。
ドーパミンはやる気やプラス思考を与えてくれます。
例えばギャンブルをやめられない人も、お金がジャラジャラ出てくるのを見てドーパミンが分泌し、そのドーパミンが出てる状態をまた味わいたくて依存してしまうのです。
それだけドーパミンは強力なので、いい出し方をすればそれだけここおrがハッピーになります。
メンタルを整える
笑顔は、副交感神経を優位にして心をリラックスさせ、自律神経を安定させてくれます。
心がおだやかになるのです。
結果、落ち込んだ気持ちのセルフコントロールが可能になります。
まとめ
・笑顔が会社を育てる
大人になると笑わなくなる理由
・素直に感情を出すことが恥ずかしくなる
・ストレスや疲労により、笑う余裕がなくなる
・知識や経験が増え、笑う最低レベルが上がる
会社を笑顔だらけにする方法
・リーダーが常に笑顔
・挨拶の習慣を作る
・お互いを承認する
笑顔の効能
・ストレスの解消
・やる気が出る
・メンタルが整う