朝起きのメリット
早起きは三文の徳と言われており、生活習慣を律したい方はよく実践されています。
僕が勉強として参加している倫理法人会では「早起き」ではなく「朝起き」の実践を行っています。
では「早起き」と「朝起き」の違いとは何かから見ていきましょう。
早起きと朝起きの違い
「早起き」とは朝早く起きることです。
もちろん人によって違いますが5:00~6:30くらいに起きれば早起きというのではないでしょうか。
一方「朝起き」とは、目が覚めたときに起きることを言います。
例えば6時に起きる予定でも、5時に目が覚めたら5時に起きる、4時に目が覚めたら4時に起きること。
それが朝起きです。
早起きより朝起きのほうがいい理由
理由は他者貢献と自己犠牲の違いです。
早起きする理由は「仕事、学校に行くため」「朝ご飯を作るため」「健康のため」「勉強するため」「趣味をやりたいから」など理由があります。
少しひねくれた言い方をすれば「これらを行わなければいけないから、早起きをしないといけない」
ということですよね。
これらの用事や理由がなければ早起きしなくてもいいということになります。
せっかく早起きしようという心がけも「仕事、学校に行かねばならない」「料理を作らなければならない」と思いながら実行しても晴れやかな気持ちで行えないものです。
寝起きの悪い人や低血圧の人などは心が晴れやかでなければ、体調にも影響しマイナスの習慣になってしまします。
でも朝起きは違います。
朝起きは「~しなければならない」の気持ちではなく、「自分がする」という気持ちで実行します。
自分の意志で実行し、今日も目覚めることができたことに感謝。
目が覚めることは生きている証です。
「今日も生きていてよかった!ありがとう」と感謝をして機嫌よく行動するのです。
そうすることで自分の目の前にチャンスがきた瞬間に気づき行動することができると言われています。
朝起きをする方法
という私も朝起きの実践をしていますがなかなか難しい。
やっぱり眠気には勝てないもので、すぐに二度寝をしてしまいます。
ましてや機嫌よく起きるとなればさらにハードルが…。
そんな朝起きの苦手な一重もできる方法をお伝えします
寝る前の生活習慣を改善する
朝気持ちよく起きるには前日、寝る前の悪習慣を正すことです。
深酒をやめる
夜遅くまでお酒を飲んでいていいことは一つもありません。
アルコールを大量に飲んだ状態で眠りにつくと、最初に現れる脳を休ませるための深い眠り(ノンレム睡眠)は、脳が覚醒し浅い状態が続きます。
よって適切な睡眠時間を確保しているにも関わらず、脳が回復できていないのです。
もちろんお酒はストレスの軽減にもなりますし、100%悪というわけではありません。
でもたしなむ程度で十分です。
そして、利尿作用で朝になる前にトイレに行きたくなり、目が覚めてしまします。
これも十分に眠れませんよね。
仕事での付き合いがあるのもわかります。
そういったときは一次会までにするとか、あらかじめ曜日を決めておいて早めに飲み会をスタートするなどの努力をしてください。
寝る前のスマートフォンを見るのをやめる
寝る30分前にスマホを見るとブルーライトが網膜を通して眠気を誘発するホルモンであるメラトニンを抑制してしまいます。
よって眠りが浅くなるのです。
入浴する
入浴が睡眠に大きなかかわりがあると言われているのは体温が関係しています。
入浴をすることで体の内部の温度が上がります。
そして入浴を終えれば体温はまた下がるのですが、この急速な内部の体温の上下が心地よい睡眠を促すと言われています。
これがシャワーだけだと、深部の体温を十分上げることができず効果がありません。
しっかりと湯船につかる習慣をつけてください。
人に宣言する
朝起きの実践を人に宣言することで、自分に活を入れることができます。
かと言って実践できなかったことに罪悪感をもってはいけません。
大事なのは自分が自分のためにやっているとこと。
やらされてはいけません。
起きれた自分を褒めてあげる
朝起きできた時は自分で自分を褒めてあげてください。
そうすることで承認欲求が満たされ幸せホルモンのオキシトシンという物質が分泌されてます。
オキシトシンが分泌されると人は幸せな気持ちになると言われています。
それは相乗効果となり、「よし!明日も朝起きするぞ!」という気持ちになれるのです。
どんどん自分を褒めてください。
まとめ
・早起きと朝起きの違い
・早起きより朝起きのほうがいい理由
朝起きをする方法
・深酒をやめる
・寝る前のスマートフォンを見るのをやめる
・入浴をする
・人に宣言する
・起きれた自分を褒めてあげる