効果抜群?トイレ掃除をしたら昇格した話し(後編)
トイレ掃除を通して学んだこと1:「明確な成果」が自分を守ってくれる
塾講師として目指すべき最大の成果は、お客様である生徒の学力向上です。
私自身も一番にその成果を上げることを考えていました。
しかし、実際私がうまくいくきっかけを作ってくれたのは、「トイレ掃除がうまい」という一見講師の仕事とは関係のない話でした。
それでも、複数人が私を認めてくれるきっかけとなったのは事実だと思います。
すなわち、内容よりもまずは「何でもいいから結果を出す」ことが重要だということです。
「自分は講師だから~」等と言い訳しているぐらいなら、まずは掃除でも挨拶でも皆勤でも何でもいいから結果を出すこと。
それこそが自分の周囲からの評価や価値を高める最短方法の一つなのだと感じました。
この考え方はアルバイトだけでなく、就職活動や社会人になってからも自分の糧として生き続けています。
「〇〇と言えばこれ」「~~なら〇〇にお任せ」という印象付けをすれば、多くの人に覚えてもらうことが出来ます。
〇〇の中は何だっていいので、分かりやすい成果を先に出すことが重要だと学びました。
トイレ掃除を通して学んだこと2:「一歩踏み出す勇気」で自分を変えることが出来る
私がトイレ掃除を始めた理由は、「塾長に言われたから」というかなり受動的なものでした。
でも結果的に、自分のアルバイト生活がうまくいくきっかけの一つであったことは間違いありません。
よく、「仕事は目的意識が大事」と新入社員のとき等に教えられることがあると思います。
もちろんそれはその通りなのですが、時には深く考えず「まずはやってみる」ことで人生が好転するということもあると思っています。
きっかけや始める動機は何でも構いません。
でも、やらないことには何も始まりません。
身近なことでも一歩踏み出す勇気が、自分の人生を好転させることがあるのだと思います。
最後に
よく、「トイレは邪気が多いから~」のようにスピリチュアルな効果を指摘する話がありますが、その真偽を検証することは難しいと思っています。
しかし実際私のように、トイレ掃除のおかげで何かしらがうまくいったという話が多く存在していることも事実です。
まずは身近な一歩から。
皆さんの人生が充実するきっかけに少しでもなれば幸いです。