お墓参りで彼女が出来る?その意外な関係性とは

お墓参りで彼女が出来る?その意外な関係性とは

「お墓参りをしたら彼女が出来た」という体験談をお伝えします。

私は小さいときから根っからのおじいちゃん子で、中学・高校と大人になっていく中でも、毎月のように会いに行くほど大好きな存在でした。

そんな祖父が、4年前の私が成人する年に病気で他界しました。

私は最期の瞬間を見届けることが出来ず、いつも近くにいてくれた存在が急に離れてしまったことで、心が塞ぎこむような思いで毎日を過ごしていました。

お墓参りで遭遇した、偶然的な出会い

祖父の他界後しばらくして、祖母や家族と一緒にお墓参りに行くことになりました。

今までの思い出を巡らせながら、祖父が待つ墓石へと階段を上る私たち。

その道中、姉がこんなことを口にします。

「あれ、下の段にいるのって俳優のTさんじゃない?」

正直私は半信半疑で、姉の指差す方向へ目を向けます。

街で有名人を見かけるというのはまあ可能性ある話ですが、まさか墓地というある意味非日常的な空間にいるわけないだろうと思ったからです。

しかし実際見てみると、それは確かに映画・ドラマ・監督として活躍される有名俳優のTさんだったのです。

Tさんは芸風として、いつも明るく人々を楽しませてくれるような振る舞いが特徴の方です。

しかし、ここはあくまで墓地という空間。

故人に対し真剣な表情で合掌する姿が、なぜか私には強く印象に残りました。

お墓に行ったら、彼女が出来た

その後、私は1人でも何度か祖父がいる墓地に足を運びました。

そして毎回行く度に、祖父と合わせてTさんのことを思い出すようになっていました。

さらにそれからしばらくして、私に数年ぶりの彼女が出来ました。

別にその墓地に彼女がいたとかそういうのではなく、

お墓参りの他はこれまでと変わりない大学生活を送っていた中での出来事です。

当時の私は、「彼女が出来た」という事実とお墓参りは全くの別件であり、「お墓参りで彼女が出来る」なんて風にはもちろん一切考えていませんでした。

しかし今思うと、両者には以下のような関係性があったのかもしれないと推定しています。

お墓参りで彼女が出来た理由1:「1人の人と向き合う」ことの大切さを教えてくれた

墓地とは、故人が眠っている場所です。

それ以上も以下もありません。

お墓参りをしたらお金が貰えるわけでも、誰かに称賛されるわけでもありません。

なので私はお墓参りとは、究極的な1対1の対話だと思っています。

故人に会いに行きたいのであれば、当然自分の方から自発的に足を運ばなくてはなりません。

見返りの無い行為である以上、自ら足を運ぶということは、

その人が本当に自分にとって大切な存在である証では無いではないでしょうか。

男女の交際関係もこれに近しく、自らアプローチしていく中でその人のことを真剣に想うことが重要になってきます。

これまでの私は、交際に至らず友人までの関係で終わってしまうことが多かったように思います。

それは、Tさんのように「1人の人に真剣に向き合う」という当たり前のことが、

出来ていなかったのではと思うようになりました。

今ある出会いや存在を大切にする。それが私がお墓参りを通して学んだ最も大切なことだったのだと思います。

お墓参りで彼女が出来た理由2:結局最後は、笑って生きた方がいいということ

今の彼女と付き合う直前、私はこんなことを言われるようになっていました。

「〇〇くん、最近笑うようになったよね。」

祖父が他界した直後、正直私から笑顔というものは少なくなっていたと思います。

でも、彼女は確かに笑顔が増えたと言ってきました。一体はそれはなぜか。

今思うと、私はその時「無理にでも笑っていおう」という思いが心の奥にあったのだと考えています。

Tさんは先述した通り、いつも明るい性格でカメラの前では笑顔を絶やさない印象があります。

それでも、お墓の前で見せた真剣な表情からすると、彼にも辛いことや寂しく感じる気持ちというのはあったのだと思います。

祖父の死という事実は、もちろん私にとって辛い気持ちの方が大きいものでした。

それでも、何度も足を運ぶことにより前を向いて生きていこうと心の中で決めていったのだと思います。

「Tさんのように、自分も人前では笑顔で居続けよう」

そう自分の背中を押してくれたのが、天国にいる祖父なのだと今でも思っています。

最後に

「お墓参りする」と「彼女が出来る」という一見関係のない事象が、実は深いところで繋がっているのではという話をしていきました。

もちろん、「彼女を作るためにお墓参りに行く」のように因果を逆にした効果があるわけではないでしょう。

それでも、故人を大切にする想いの表れであるお墓参りという行為は、自分の人生に巡りめぐって良い影響を与える可能性を十分持つと思っています。

皆さんが今後お墓参りをする機会に、今回の話を思い出していただければ幸いです。