万人幸福の栞とは、何なのか?
第一 新生の発見
万人幸福の栞とは、詳しくはこちらを参照ください。
このコラムは、万人幸福の栞を紐解いていきます。
S24年(1949年)に書かれた著書です。
1949年に書かれた本の内容が、今も通用するのでいつ読んでも自分自身に当てはめて行くことが出来ます。
1949年が、古いのか新しいのかは比べ方によると想いますけれど。
70年以上前の考え方が今も、通用するのはそれだけ、普遍的な事が書かれているためと思われます。
では、どのようなことが書かれているのか抜粋しながら紐解いていきます。
序〜P1〜
筆者が一番言いたい事が書かれているところ。
「病気になればおめでとう」と。最初から強烈な事が書かれています。
日常生活や、マナーからは普段使わない考え方のためびっくりするところかと思います。
道は一つ〜P7〜
理屈なしにやってみる。
仕事でも、何でも、「分かったらやります。」「出来るようになったらします」と、ついつい言ってしまいがちです。
しかし、理屈なし行う⇒出来るようになる。
これが、正しい順番です。
常に正しい〜P10〜
さらに、補足のように追記があり、「無条件に実践を行う。」と。
理屈なしとは、自分自信が理解しているは関係ない。
まずは、実践すること。
そうすると、必ず変わった結果が出てきます。
第二 万人幸福の栞
17ヶ条:人生は神の演劇(人生神劇)
上記の章が一番最初に書かれたが、一番最後に持ってきた。
意味があり、難しく書かれているが、人間だけが出来ること。
今、コロナ禍を乗り切るには、栞を読み解く事で対応できる。
12ヶ条:捨我得全
12ヶ条には、1〜11ヶ条のまとめが書かれている。
その中に書かれている成功法則は、
1つめ:スグする。
2つめ:準備をする。
3つめ:時が来た時に一気にする。
4つめ:何度も何度も繰り返す。
5つめ:喜んで何度も取り組む
6つめ:何の未練も、予想もなく、後悔もなくきれいさっぱり捨てる。
倫理法人会に入会して、成功する事は保証してない。
ただし、成長をすることは保証している。
我々が学んでいるのは、生活の法則である。
繁栄を学ぶこと。
法則:必ず守る必要のあるもの。(一定の条件で成立する関係も意味としてあります)
一定の法則を必ず超える必要がある。
水が沸騰する様に、100度を超えないと、変化がおきない。
どうしたらいいのか、考えるのが経営者の仕事であり、
仕方が”ある”と考える。
その時間が、朝の時間。
朝5時〜8時がゴールデンタイムである。
8時〜18時までが活動の時間
18時〜20時までが休息の時間
倫理法人会の実践手帳に記載されているタイムスケジュールである。
予測できない事が多発して、今まで覆い隠されたものが、出てくる時代が来る。
止まってもいけない、悩んでもいけない。
どうすると会社が伸びていくか、常に考える。
最初の一歩は何だったのか? 創業の原点。
そして、最後の一歩は? ゴールは?
覚悟には定義がある。
何をするのか、何をしないのか、何を得るのか。
目の前の一歩一歩を楽しく、正しく過ごす。
理不尽なことが起こる。自分の選択も、理不尽な事を選択肢の中に入れる必要がある。
私の倫理の入会は、とても不純なものだった。
取引先の社長に、「入れ。取引をやめるぞ」と言われたからだったが、
入ることで、自己革新をはかれるなら3重丸である。
自社の強みと弱みを把握して、活かされていない強みを確認する。
新しいことを始める必要もないかも知れない。
「打つ手は無限」
すばらしい名画よりも、とてもすてきな宝石よりも、もっともっと大切なものを私は持っている。
~滝口長太郎〜
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない。参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ、周囲を見回してみよう。いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。必ず何とかなるものである。何故なら打つ手は常に無限であるからだ。
今一度、自分の心も無限である。
心の反転をしてみてはいかがだろうか。